会長挨拶

中村 二郎
愛知医科大学医学部
内科学講座 糖尿病内科

インスリンの発見からほぼ一世紀が経過し、インスリン療法が目覚ましい発展を遂げるとともに、新たな作用機序を有する治療薬の登場により、糖尿病治療のパラダイムシフトがもたらされ、糖尿病学は大きく進化しようとしています。しかしながら、“糖尿病および合併症の治癒を目指した根本的治療法の確立”という“糖尿病学の夢”の実現には、まだまだ厳しい道程が残っていると思われます。第60 回年次学術集会では、『糖尿病学の夢の実現へ:未来への架け橋』をメインテーマとして掲げ、糖尿病学と関わりのある国内外の研究者・臨床医・コメディカルスタッフが一堂に会し、私のライフワークである糖尿病性合併症学をはじめとして、幅広い糖尿病学の基礎および臨床研究の最先端を発表いただき、“糖尿病学の夢”の実現に向けた架け橋となるような希望に満ちた議論のできる場を共有できればと考えております。
皆様の暖かいご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。